皆さんこんにちは!
カークです。
最近の日本代表の試合はいまいちパッとしませんね~
成績が良くないときに批判は起きる物ですが、その中でも「日本人は体が小さく、身体能力が低いから世界で勝てない」と見聞きすることがあります。
こーゆー事をどや顔で言う人居ますけど、サッカーのこと何も知らない人なので、スルーしていただいても大丈夫です。
サッカーに限って言えば、それってあんまり正しくないんですよね~
その理由を解説していきます!
身体能力は勝負の決定打にならない
サッカーはバスケやバレーのように、身体的特徴や能力を技術でカバーしきれない競技ではありません。
もちろん、身体能力が高いに越したことはありませんが、決して勝負の決定打にはなりません。
そのことは2010年度FIFAワールドカップ優勝国のスペイン2011年度女子FIFAワールドカップ優勝国の日本(なでしこジャパン)が証明しています。
両チームに共通していた点は、
・身体能力が高いチームでは無い
・身体能力の差を高い技術でカバーしていた
この2点です。
両チームはボールの保持率を上げ、試合を優位に進めていました。
サッカー用語で言うポゼッションッサッカーです。
※細かくボールをつなぎながら相手ゴールに迫るスタイルです。
身体能力が上回る相手に対し、技術で上回る戦い方でW杯を手にしています!
身体能力の差は技術でカバーできることを証明しています。
アフリカ勢はW杯で優勝できていない
今回の身体能力の話には大きな矛盾があります。
それは、W杯でアフリカ勢は優勝できていないことです。
優勝どころか、ベスト4以上の戦績を残せていません。最高はベスト8止まりです。
※1990年大会・・・カメルーン ベスト8
2002年大会・・・セネガル ベスト8
2010年大会・・・ガーナ ベスト8
世界陸上を見ていると、アフリカ勢や黒人選手の身体能力の高さは一目瞭然です。
恐らく、世界一の身体能力が高い人種はアフリカ系だと思います。
身体能力が高い=勝てると言うならば、アフリカ勢が優勝してないとおかしいんですよねー
まとめ
身体能力が勝負の決定打にならない理由に納得頂けたでしょうか?
サッカーに限らず、スポーツをする上で身体能力が高いことは大きなアドバンテージです。
しかし、スポーツの勝敗は身体能力のみでなく、技術や運などさまざまな要素が絡みます。
サッカーの試合において身体能力で勝負が決まらないことをお伝えしておきます。